SEOキーワード選定のやり方を具体例付きで解説!ツールやAI検索時代のポイントも【初心者向け】

会員情報を取得できませんでした。

ホームへ戻る

「コンテンツを制作しているが検索上位に届かない」「上位になったけど集客につながらない」とお悩みの方は、キーワード選定を見直してみるのがおすすめ。

キーワードによって検索意図やニーズの高さが異なります。それらを正しく理解し、適切にキーワード選定をしたうえでコンテンツ制作をしなければ検索上位を狙ったり、集客を行うのは難しいでしょう。

こちらの記事では、初心者の方でもキーワード選定ができるようにやり方を具体例付きでご紹介。また、キーワード選定時の注意点、選定後のキーワードの活用の仕方も解説しています。

さらに、Googleの検索結果に「AIによる概要」が表示されるようになった今、どのようなキーワードを優先すべきかという考え方もお伝えします。

記事の最後では、キーワード選定から見直し、集客の改善へつなげた事例もご紹介していますのであわせて参考にしてみてください。

「キーワード選定からコンテンツ制作をする時間がない」「経験不足だから業者に任せたい」という方は 「お問い合わせ」 からお気軽にご相談ください。

OUTLINE 読みたい項目からご覧いただけます。

SEOキーワードとは

SEOキーワードとは、Googleなどの検索エンジンでユーザーが検索する語句のこと。

たとえば、渋谷で落ち着くカフェを探しているときは「渋谷 カフェ 落ち着く」などのように調べますよね。この場合、「渋谷 カフェ 落ち着く」がSEOキーワードにあたります。

なお、似た言葉に「検索クエリ」があります。検索クエリはユーザーが実際に検索窓へ入力した語句そのものを指します。一方で、SEOキーワードは検索クエリのなかから「このキーワードで上位表示を目指す」と決めて対策する語句です。

つまり、ユーザーが使う多くの検索クエリから、自社が狙うべきSEOキーワードを選ぶ作業がキーワード選定といえるでしょう。

SEO対策においてキーワード選定が重要な理由

コンテンツのSEO対策をするうえで、SEOキーワードの選定は重要な工程です。

先ほど例に挙げましたが、「カフェ」という大きな括りには、「落ち着くカフェ」を探している方もいれば、「おしゃれなカフェ」や「安いカフェ」を探している方もいることが考えられます。落ち着くカフェとおしゃれなカフェを探している人では検索意図が異なりますよね。

そういった違いに着目できなければ、ユーザーが必要としている情報を提供できないため、上位表示が見込めるコンテンツになるとは言えません。

なぜなら検索エンジンが評価し、上位表示するのは「ユーザーにとって有益なコンテンツ」だからです。ユーザーにとって有益とは、ニーズに応えられる記事になっているかということ。ユーザーの検索意図を正確に理解し、それに応えられるコンテンツにすることが検索上位を狙ううえで必要とされます。

Googleも公式の「SEOスターターガイド」のなかで、「ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えてみましょう」と案内しています。キーワードを起点にユーザーの立場で考えることは、Googleが推奨する基本的な取り組みといえます。

参考: Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」

キーワード選定を行うことで、そのキーワードで検索しているユーザーがどのようなニーズを持っているのかを整理し、理解しやすくなります。コンテンツの方向性を決めることができ、ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツの制作に役立てられるでしょう。その結果、検索エンジンからの評価が期待でき、上位表示される可能性も高まります。

SEOキーワードを選定する前にやっておきたいこと

キーワード選定の際はたくさんのキーワードを洗い出すので、判断基準がないと選定がしにくくなってしまいます。キーワード選定の前にコンテンツの目的を明確にし、さらにサービス理解を深めて自社にとって適切なキーワードを選定できるようにしましょう。

コンテンツの目的を明確にする

まずは、制作するコンテンツの目的を明確にしましょう。

集客が目的のコンテンツの場合、ターゲットとなるユーザーはまだ商品・サービスを認知していない可能性があります。商品・サービスの情報を提供するよりも、ユーザーが必要としている解決策を提案し、そのひとつの解決策として商品・サービスを含めるというアプローチの仕方が適切です。

コンバージョンが目的の場合は、お問い合わせや購入につなげるために他社との優位性や導入メリット、活用イメージがわくものなどを提供することで、コンバージョンの後押しになります。

このようにコンテンツの目的によって内容やテーマとなるキーワードは異なります。目的が決まらないと適切なキーワード選定をするのは難しいでしょう。

目的が決まったら、あわせて成果目標(KPI)も数値で設定しておくのがおすすめです。たとえば、以下のような指標が考えられます。

  • 集客が目的の場合:自然検索からのセッション数、狙ったキーワードでの順位
  • コンバージョンが目的の場合:お問い合わせ数、資料ダウンロード数、購入数

成果目標があると、「このキーワードは目標達成にどれだけ貢献するか」という判断基準が生まれます。後述するSTEP 6で優先順位をつける際にも役立つでしょう。

3C分析をする

ターゲットに価値あるコンテンツを提供するには、まず自社が提供するサービスはどういったものなのか理解するところから始まります。ターゲットは誰なのか、そのターゲットはどんなニーズや問題を抱えていて自社サービスでどのように解決できるのかが整理できていなければ成果につながるキーワードを選定するのは難しいでしょう。

サービス理解をするためのひとつの手法として3C分析が挙げられます。3C分析とは、Company(自社)、Competitor(競合)、Customer(顧客)の頭文字のCを取ったマーケティングのフレームワークのこと。

3C分析の3Cを一覧化した画像

3C分析で競合の動向、自社の優位性、顧客ニーズなどを整理することができ、コンテンツ戦略を考える際に役立ちます。3C分析以外のフレームワークもあわせて活用することもおすすめします。

とくにCustomer(顧客)の分析では、営業担当が商談で聞いた悩みや、問い合わせ時の質問内容が貴重な材料になります。顧客が実際に口にした言葉は、そのままキーワード候補になることも少なくありません。

SEOキーワード選定のやり方【具体例付き】

それでは、実際にキーワード選定のやり方を見ていきましょう。キーワード選定をしたことがない初心者の方でもやり方がイメージしやすいように具体例付きで解説していきます。

キーワード選定の主なステップは次の通りです。

  • STEP 1.コンテンツのテーマとなるキーワードを決める
  • STEP 2.関連するキーワードを洗い出す
  • STEP 3.キーワードをグループ化する
  • STEP 4.検索ボリュームを調査してキーワードを精査する
  • STEP 5.競合サイトを分析する
  • STEP 6.SEOキーワードを選ぶ

STEP 1.コンテンツのテーマとなるキーワードを決める

まずは、コンテンツのテーマとなるキーワードを考えます。考え方として、次の3つがあります。

  • ターゲットのニーズから考える
  • コンバージョンにつながっているキーワードから考える
  • 自社商品・サービスから考える

ターゲットのニーズから考える

すでにターゲットのニーズが明確なら、そのニーズをもとにキーワードを考えるといいでしょう。

ターゲットのニーズと合致するキーワードを選定できるとユーザーにとって有益なコンテンツを制作することができ、自社商材への関心を高めたり、購入を促すなどユーザーの行動を促すのに効果的です。

コンバージョンにつながっているキーワードから考える

すでにコンバージョンにつながっている記事があるなら、その記事のキーワードをもとに考えるのも有効です。

コンバージョンにつながっているということは、そのキーワードにユーザーのニーズがあるということ。そのキーワードを深掘りすることで、コンバージョンにつながる新たなキーワードを見つけられる可能性があります。

自社商品・サービスから考える

PRしたい商品・サービスが決まっているなら、その商品・サービスに関連したキーワードから考えるという方法もあります。自社のほかに、競合のコンテンツを参考にするのもいいでしょう。

以上3つの考え方をご紹介しましたが、いずれにせよ自社にとって関連性の高いキーワードを選ぶことがポイントだと言えます。今回は「3.自社商品・サービスから考える」という考え方からキーワード選定の具体例をご紹介していきます。

たとえば、自身がコーヒー豆の加工・販売をしている企業の担当者だとします。その場合、軸となるコンテンツのテーマは商品である「コーヒー豆」になるでしょう。

STEP 1の段階でニッチすぎるキーワードを選んでしまうとニーズが少なく、そもそもターゲットが存在しない可能性が考えられます。そのため、多くの人が検索しそうなシンプルなキーワードを設定するようにしましょう。

STEP 2.関連するキーワードを洗い出す

次に、コンテンツのテーマと関連性のあるキーワードを洗い出します。

「コーヒー豆」というキーワードだけでは、どのようなニーズがあるのか判断しにくいですよね。そのため、「コーヒー豆」と関連性のあるキーワードを洗い出し、どのようなニーズがあるのか洗い出すことが必要です。

「関連性のあるキーワードって何?」と思った方は 「SEOキーワード選定の際におさえておきたい用語」 で詳しく説明しているのでそちらをご覧ください。

関連性のあるキーワードを洗い出すときはツールを使うと効率的に進められます。ツールを使って調査すると以下のようにコーヒー豆に関連するキーワードを一気にリストアップできます。

ラッコキーワードで関連キーワードを洗い出した状態

STEP2ではとにかく数を出すことが大事です。ツール以外に以下の方法を使って関連するキーワードをリストアップしていくのもおすすめです。

  • 自分で考えてユーザーが検索しそうなキーワードをリストアップする
  • 自社の営業担当にお客様の声をヒアリングする
  • SNSや口コミサイトなどでユーザーの意見を参考にする
  • Yahoo!知恵袋などQ&Aサイトで質問されている情報を参考にする

このほか、競合サイトが獲得しているキーワードを調べる方法もあります。自社では思いつかなかったキーワードが見つかりやすいため、有料ツールを使える場合は試してみましょう。ChatGPTなどの生成AIに候補を出してもらう方法もありますが、注意点は 「AI検索時代のSEOキーワード選定のポイント」 で解説しています。

リストアップしたキーワードは以下のようにスプレッドシートやエクセルなどにまとめておくと、この後のSTEP 3で整理しやすくなります。

スプレッドシートに関連キーワードを貼り付けた状態

STEP 3.キーワードをグループ化する

キーワードを洗い出したら、グループ化していきます。グループ化とはキーワードのカテゴリやニーズごとに分類していくことを言います。

今回の場合、コーヒー豆の「保存方法」「おすすめ」「種類」「挽き方」などでわけられます。

関連キーワードをグループ化した状態

「おすすめ」で検索しているユーザーは、まだコーヒー豆を購入しておらず探している、またはいつもと違うコーヒー豆を検討していることなどが考えられます。

「保存方法」で検索している場合、すでに購入済みまたは購入意欲が高く、購入後の扱い方を知りたいというニーズがうかがえます。

このようにキーワードをリストアップしてグループ化することで、そのキーワードの先にどのようなターゲットがいるのか、どんなニーズがあるのかを整理することができます。

そして、同じグループに含まれるキーワードなら1つの記事でカバーすることもできます。今回の場合、以下の画像で黄色にしている「保存方法」に関するキーワードは1つの記事で網羅的に伝えられそうです。

関連キーワードをグループ化して保存方法を色分けした状態

なぜなら、「保存方法」について知りたいユーザーは、保存期間や容器、保存場所など保存に関するあらゆる情報を探していると考えられます。保存方法について網羅的な記事を作成することで、ユーザーの検索意図を広くカバーできる有益な記事になり、検索エンジンからの評価も期待できます。

同じグループにしてよいか迷ったときは、それぞれのキーワードで実際に検索し、上位に表示されるページが似ているかを確かめてみてください。上位ページの顔ぶれが重なっていれば、検索エンジンは両者を近い検索意図と判断していると考えられます。キーワードが多い場合は、検索結果の類似度を調べられるツール(後述のruri-coなど)を使うと効率的です。

また、グループ化は記事のカニバリ防止にも有効です。カニバリについては 「SEOキーワードを選定するときの注意点」 でご紹介しているので参考にしてみてください。

STEP 4.検索ボリュームを調査してキーワードを精査する

グループ化したら、検索ボリュームを調査し、キーワードを精査していきます。検索ボリュームとは、検索エンジンで、あるキーワードが1か月の間に検索される回数の目安です。

検索ボリュームが大きいほど、そのキーワードが多くのユーザーに検索されているといえます。

キーワードを精査する際にやっておきたいのが以下の2点です。

  • 検索ボリュームが「0」のキーワードは削除する
  • 重複するキーワードがあれば検索ボリュームの多いキーワードに絞る

とくに、検索ボリュームが「0」のものはそもそもニーズがないので、コンテンツを制作しても成果になりにくく、対策する意味がないと言えます。

ただし、ツールに表示される検索ボリュームはあくまで推計値です。ツールによって数値が異なることもあるため、1つのツールの数値だけで判断せず、目安として扱うのがよいでしょう。

では、具体例をもとに見ていきましょう。STEP 3で分類したグループごとに検索ボリュームを整理し、次のようになりました。検索ボリュームが「0」のものはなかったものの、検索ボリュームが100未満のものが見受けられます(以下画像のグレーのセル参照)。

キーワードごとに検索ボリュームを記載した状態

検索ボリュームが100未満のキーワードは検索される回数が少ないニッチなキーワード。集客は期待できないものの、ユーザーのニーズが明確化しているためコンバージョンにつながる記事にできる可能性があります。

たとえば「コーヒー豆 種類 ゲイシャ」というキーワードですが、検索ボリュームが10とかなり少ないものの、ゲイシャという特定のコーヒー豆が気になって情報収集をしていることがわかります。そのため、下記のようにゲイシャというコーヒー豆について情報提供し、詳しくまとめたコンテンツを作ると商品の購入というコンバージョンに誘導しやすくなります。

カフェルテ「ゲイシャコーヒー|コーヒー豆の産地や味・香りの特徴」の記事画像

画像の出典元: カフェルテ「ゲイシャコーヒー|コーヒー豆の産地や味・香りの特徴」

コンバージョン目的の記事の場合はこうした検索ボリュームが少ないニッチなキーワードにも注目して検討してみるといいでしょう。

あわせて読みたい

検索ボリュームが少ないキーワードを捨てるのはもったいない!コンテンツで活用すべき理由や事例を紹介

検索ボリュームが少ないキーワードを捨てるのはもったいない!コンテンツで活用すべき理由や事例を紹介

STEP 5.競合サイトを分析する

キーワードを精査したら、候補となるキーワードで検索上位に表示されている競合サイトを確認します。

「コーヒー豆 保存方法」の検索結果

検索上位になっている競合サイトは、そのキーワードで検索しているユーザーの「検索意図にマッチしたページ」だと検索エンジンが評価しているサイトです。検索上位の競合サイトを見ることで、ユーザーの検索意図を満たすために必要な情報を調査できます。

「コーヒー豆 保管方法」の検索上位のページを見てみると、「保存容器」「保存期間」「保存場所」のほかに、注意点も記載されていることがわかります。「注意点」は関連するキーワードではリストアップされなかったものの、上位を目指すうえで必要な情報だと判断できます。

「コーヒー豆 保存方法」のUCC COFFEE MAGAZINEの記事画像

画像の出典元: UCC COFFEE MAGAZINE「【徹底解説】コーヒー豆の保存方法|粉の保管場所・期間・豆の選び方を解説」

また、あわせて確認したいのが、自社に検索上位の競合サイトに勝てる要素があるかどうか。

検索上位を狙うには、検索上位にいる競合サイトより優れたコンテンツにする必要があります。競合のコンテンツを見て、選定するキーワードで競合に勝てるかどうかも確認しましょう。

勝てるかどうかを見極める際は、以下のような点に注目するとよいでしょう。

  • 上位にどのようなサイトが並んでいるか(大手メディア、公的機関、ECサイト、個人ブログなど)
  • 上位ページの種類(解説記事、商品一覧ページ、サービスページなど)
  • 自社ならではの情報を加えられるか(自社の事例、独自データ、専門スタッフの知見など)
  • YMYL領域のキーワードではないか(健康・お金・安全など、人の生活に大きな影響を与える分野)

たとえば上位が公的機関や大手メディアで占められている場合、後発のサイトが上位に入るのは難しい傾向があります。また、上位が商品一覧ページばかりなら、ユーザーは解説記事より「商品を比べて買う」ことを求めていると考えられます。

YMYL(Your Money or Your Life)とは、Googleが検索品質評価ガイドラインのなかで、とくに慎重に評価するとしている分野です。コーヒー豆の例でいえば、「コーヒー カフェイン 妊娠中」のような健康に関わるキーワードがあてはまります。YMYL領域では、情報の正確性や発信者の専門性がより厳しく問われるため、医療機関や公的機関が上位に並びやすくなります。専門家の監修を用意できない場合は、対策の優先度を下げるのも一つの判断です。

参考: Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」

競合サイト分析の詳しいやり方についてはこちらの記事でご紹介しています。

あわせて読みたい

SEOにおける競合分析の目的とは?見るべき5項目やサイト分析・調査ツールも紹介

SEOにおける競合分析の目的とは?見るべき5項目やサイト分析・調査ツールも紹介

STEP 6.SEOキーワードを選ぶ

STEP5まで終えたら実際に制作するコンテンツのキーワードを決定します。

候補が複数ある場合は、次の3つの観点で優先順位をつけると判断しやすくなります。

  • 想定流入数:上位表示できた場合に、どれくらいの流入が見込めるか
  • コンバージョンへの近さ:自社の商品・サービスの購入や問い合わせにつながりやすいか
  • 上位表示の難易度:STEP 5で確認した競合に勝てる見込みがあるか

想定流入数は「検索ボリューム×想定順位のクリック率(CTR)」でおおまかに見積もれます。たとえば検索ボリューム1,000のキーワードで、想定順位のクリック率を10%とすると、月100程度の流入が目安になります。

ただし、想定流入数だけで決めるのはおすすめしません。STEP 4でご紹介した「コーヒー豆 種類 ゲイシャ」のように、流入は少なくても購入に直結しやすいキーワードもあります。STEP 1で決めた目的に照らし、成果につながる順に対策することが大切です。

すでにコンテンツを制作している場合、作成済みのコンテンツとの関連性が高いキーワードを選ぶのもおすすめです。コンテンツ内に関連リンクを設置することができ、ユーザーに回遊を促したり、検索エンジンに専門性をアピールしやすくなります。

あわせて読みたい

内部リンクとは?SEOに効果的な貼り方を徹底解説!回遊やCVにつなげるコツもご紹介

内部リンクとは?SEOに効果的な貼り方を徹底解説!回遊やCVにつなげるコツもご紹介

また、選んだキーワードをどのページで対策するかもあわせて決めておきましょう。すでに同じテーマの記事があるなら、新しく作るより既存記事のリライトで対応したほうがよい場合もあります。

キーワードが決定次第、コンテンツの概要を整理して骨子を作成しましょう。

SEOキーワード選定の際におさえておきたい用語

続いては、 「【具体例付き】SEOキーワード選定のやり方」 で言及した関連性のあるキーワード、検索ボリュームについて説明します。あわせて、キーワードの背景にある検索意図の分類もご紹介します。

関連性のあるキーワード

関連性のあるキーワードを洗い出す際に調べるのは、主に以下の5つのキーワード(検索クエリ、流入キーワード、関連キーワード、サジェストキーワード、共起語)です。

関連性のあるキーワードの一覧

検索クエリとは

検索クエリとは、ユーザーが検索する際に使用した語句のことです。

実際にユーザーが使っている語句なので、検索クエリを調査することでユーザーが何を目的に検索しているのか、ユーザーの検索意図を読み解くのに活用できます。

流入キーワードとは

流入キーワードとは、自然検索からコンテンツに訪れたユーザーが実際に検索するときに使用したキーワードのことです。

メディア全体の流入キーワードを見ることで、ユーザーがどのようなニーズをもって自社サイトに流入しているかがわかります。

関連キーワードとは

関連キーワードとは、検索されたキーワードと関連性が高いとされるキーワードです。

以下の画像のように、Googleの場合は検索結果の下部に表示されます。

関連キーワードの表示場所

関連キーワードはGoogleのアルゴリズムによって自動で生成され、検索されたキーワードとよく検索されているキーワードや関連が高いキーワードが表示されます。

ユーザーの検索意図を把握したり、テーマとなるキーワードと関連性が高いキーワードを探すのに役立ちます。

あわせて読みたい

「他の人はこちらも検索」とは?SEOに活用して記事を改善した事例も掲載!

「他の人はこちらも検索」とは?SEOに活用して記事を改善した事例も掲載!

サジェストキーワードとは

サジェストキーワードとは、検索エンジンから提案(suggest)されるキーワードのことです。

Googleの場合、検索欄にキーワードを入力した際に、候補として自動的に表示されるのがサジェストキーワードです。

「コーヒー豆」で検索したときのサジェストキーワード

サジェストキーワードは、トレンドや、よく検索されているキーワード、検索したユーザー本人の検索履歴・位置情報をもとに表示されています。

テーマとなるキーワードを入力すると、よく検索されているキーワードが確認できるので、ユーザーの検索意図を把握するのに役立ちます。

共起語とは

共起語とは、ある物事を説明する際に、頻繁に使われるワードのことを指します。

たとえば、「コーヒー豆の保存方法」について説明するページには、「常温」「鮮度」「期間」といったキーワードが頻繁に登場します。この場合「常温」「鮮度」「期間」が共起語にあたります。

コンテンツに共起語を取り入れることで、情報を網羅した記事にすることができ、ユーザーにとって満足度の高いコンテンツにするのに効果的です。

検索ボリューム

検索ボリュームは検索されている回数によって、ビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールキーワードの3つに分類されます。

検索ボリュームごとの分類

ビッグキーワードとは

ビッグキーワードは、月間の検索ボリュームが10,000回以上のものが該当すると言われています。

ミドルキーワードやロングテールキーワードと違い、主に1つの単語からなるキーワードなので、検索意図が読めないのが特徴。

上位表示できれば流入の増加が期待できますが、競合性が高いキーワードなので上位表示する難易度が非常に高いです。

ミドルキーワードとは

ミドルキーワードは、月間の検索ボリュームが1,000回~10,000回のものが該当すると言われています。

2つの単語をかけ合わせたキーワードが多く、ビッグキーワードより検索意図が読み解きやすいのが特徴。

ビッグキーワードより競合性が低く、ロングテールキーワードより流入が期待できるキーワードです。

ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードは、スモールキーワードとも呼ばれます。月間の検索ボリュームが100回〜1,000回のものが該当すると言われています。

3つ以上の単語がかけ合わされたキーワードも多く、ユーザーの検索意図がもっとも読み解きやすいのが特徴。

競合性が低いので上位表示しやすいですが、ミドルキーワードほど流入は期待できません。

検索意図(4つのクエリタイプ)

検索意図とは、ユーザーがそのキーワードで検索した目的のことです。検索意図は一般的に、以下の4つのタイプに分類されます。

タイプ ユーザーの目的 キーワードの例
Knowクエリ 知りたい(情報収集) 「コーヒー豆 種類」「ゲイシャ とは」
Doクエリ やりたい(方法を知って実行する) 「コーヒー豆 挽き方」「コーヒー豆 保存方法」
Goクエリ 特定のサイト・場所に行きたい 「カルディ 店舗」「〇〇珈琲 公式」
Buyクエリ 買いたい(購入・申し込み) 「コーヒー豆 通販」「コーヒー豆 おすすめ」

一般的に、Buyクエリに近づくほどコンバージョンにつながりやすく、Knowクエリは情報収集の段階にあるユーザーが多い傾向があります。選んだキーワードがどのタイプにあたるかを意識すると、記事で提供すべき情報や、記事内に置くCTA(お問い合わせや購入への誘導)の内容を決めやすくなるでしょう。

なお、検索意図のタイプは、実際の検索結果を見て判断するのが確実です。たとえば「コーヒー豆 おすすめ」の上位に比較記事と通販ページのどちらが多いかで、ユーザーが求めているものが見えてきます。

また、検索意図は以下の3つに分けて説明されることもあります。

  • 情報型(インフォメーショナルクエリ):情報を知りたい。Knowクエリ・Doクエリにあたる
  • 案内型(ナビゲーショナルクエリ):特定のサイトやページに行きたい。Goクエリにあたる
  • 取引型(トランザクショナルクエリ):購入や申し込みなどの行動をしたい。Buyクエリにあたる

分け方は異なりますが、「ユーザーが何をしたくて検索しているのか」を読み解くという考え方は同じです。

SEOキーワードの調査・選定に便利なツール

ツールを使って分析をしている人

「【具体例付き】SEOキーワード選定のやり方」 でも使用したように、キーワード選定はツールを活用することで効率的に行うことができます。こちらでは、キーワードの調査・選定に役立つツールをご紹介します。

  • サーチコンソール(無料)
  • Googleトレンド(無料)
  • Googleキーワードプランナー(無料)
  • ラッコキーワード(無料・有料プランあり)
  • Ubersuggest(無料・有料プランあり)
  • Keyword Tool(無料・有料プランあり)
  • ruri-co(無料・有料プランあり)
  • Keywordmap(有料)
  • Ahrefs(有料)

サーチコンソール(無料)

サーチコンソールは、Googleが提供しているツールです。自社サイトが検索結果でどのようなパフォーマンスを発揮しているか調査できます。

サーチコンソールで調査できること

  • 検索クエリ

キーワード選定においては、ユーザーの検索意図の理解に役立つ検索クエリを調査できます。

サーチコンソール画面

サーチコンソールは、サイト全体だけでなく特定のページも調査できるので、公開したコンテンツの状況を把握することも可能。

また、期間を比較しての調査もできるので、公開時と比較して翌月の検索状況はどうかといった調査にも活用できます。

検索クエリのほかに、クリック率、掲載順位、検索結果での表示回数もみることができます。

Googleトレンド(無料)

GoogleトレンドはGoogleが無料で提供しているツールで、検索トレンドを調べることができます。

Googleトレンドで調査できること

  • 検索ボリューム

特定のキーワードの検索ボリュームの推移を調べることができます。5年前や直近の1時間前など期間を区切っての調査も可能です。

Googleトレンドでボリュームを調査

シーズンの影響を受けるキーワードでコンテンツを制作する場合、いつから検索ニーズが増えるのかが把握できれば、その時期を狙ってコンテンツを制作することで効果的な集客ができるでしょう。

Googleキーワードプランナー(無料)

keywordプランナーのトップページ

Googleキーワードプランナーは、Googleが提供するキーワード調査ツールです。Googleの広告アカウントを持っていれば無料で利用できます。

Googleキーワードプランナーで調査できること

  • 関連キーワード
  • 検索ボリューム

Googleキーワードプランナーに、キーワードを入力すると関連キーワードと関連キーワードの検索ボリュームが確認できます。

Googleで広告を出稿していない場合、検索ボリュームはおおよその数でしか表示されません。詳細な数値を調査したい方は、別のツールを使用するのがいいでしょう。

ラッコキーワード(無料・有料プランあり)

ラッコキーワードは基本無料で使えるキーワード調査ツールです。

ラッコキーワードで調査できること

  • 関連キーワード
  • 検索ボリューム
  • 共起語

キーワードを洗い出す際に必要な関連キーワード、サジェストキーワード、共起語をワンクリックで抽出可能。一気に大量のキーワードを取得できるのでキーワードの洗い出しにかかる時間を削減できます。

ラッコキーワードでサジェストキーワードを抽出

無料版では、機能や利用回数に制限があります。有料版では、プランに応じて利用回数の上限を増やしたり、機能を拡張できます。

Ubersuggest(無料・有料プランあり)

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、アメリカのウェブマーケターNeil Patel氏が提供するSEO分析ツールです。

Ubersuggestで調査できること

  • サジェストキーワード
  • 検索ボリューム
  • 流入キーワード

Ubersuggestは、関連するキーワードの洗い出しに加え、検索ボリュームまで調査できるので、対策するキーワードの優先順位を判断する際に参考になります。

ウーバーサジェストでキーワードを抽出

Ubersuggestの拡張機能を利用すると、検索結果画面で競合の流入キーワードの調査も可能です。

Keyword Tool(無料・有料プランあり)

Keyword Tool(キーワードツール)は、サジェストキーワードを調査できるツールです。

Keyword Toolで調査できること

  • サジェストキーワード
  • 検索ボリューム

Keyword Toolは、750以上のサジェストキーワードを抽出可能。ほかのツールよりニッチなキーワードを抽出できるので、ユーザーの検索意図を深掘りする際に活用できます。

キーワードツールでキーワードを抽出

Googleに限らず、YouTube、Amazon、Instagram、eBay、Play Store、X(旧Twitter)、TikTok、Perplexityなどのサジェストキーワードを取得できるのが特徴です。

有料プランにすることで、検索ボリュームの調査が可能となります。

ruri-co(無料・有料プランあり)

ruri-co(るりこ)は、キーワード同士の検索結果の類似度を調べられるツールです。

ruri-coで調査できること

  • キーワード同士の検索結果の類似度

複数のキーワードで検索結果に表示されるページがどれだけ重なっているかを調べられます。類似度が高いキーワードは検索意図が近いと考えられるため、STEP 3のグループ化や、1つの記事にまとめるかどうかの判断に役立ちます。

キーワードカニバリゼーションを防ぐうえでも参考になるツールです。

Keywordmap(有料)

Keywordmap(キーワードマップ) は、SEO・コンテンツマーケティングの調査・分析ツールです。

Keywordmapで調査できること

  • 関連キーワード
  • サジェストキーワード
  • 共起語
  • 流入キーワード
  • 検索ボリューム

keywordmapには多様な機能が搭載されており、キーワード選定における「関連性のあるキーワードの洗い出し」「検索ボリュームの調査」「競合サイト分析」をこのツール1つで完結できます。

▼関連性のあるキーワードと検索ボリューム

キーワードマップで関連キーワードを抽出

▼競合サイト分析の一例:競合の獲得キーワードの調査

キーワードマップで自社・競合のキーワードを調査

Keywordmapは世界最大級の日本語データを保有しており、自社サイトだけでなく競合サイトの詳細な調査が可能です。競合サイトと比較して自社サイトの強みや弱みを可視化できるので、キーワードの戦略を練るのに有効活用できます。

Ahrefs(有料)

Ahrefs(エイチレフス)は、シンガポールに本社を置くAhrefs社が提供するSEO分析ツールです。

Ahrefsで調査できること

  • 検索ボリューム
  • 流入キーワード(競合サイトの獲得キーワード)
  • 被リンク

競合サイトがどのようなキーワードで流入を得ているかを調べられるほか、「競合は獲得しているが自社は獲得できていないキーワード」を抽出する機能もあります。STEP 2で自社では思いつかなかったキーワードを見つけたいときや、STEP 5で競合の強さを確かめたいときに役立ちます。

SEOキーワードを選定するときの注意点

キーワード選定や、その後のコンテンツ制作において注意しておきたい点をご紹介します。

  • ユーザーの認知レベルを考慮する
  • ユーザーが実際に使う言葉を選ぶ
  • 検索ボリュームを使い分ける
  • 1つの記事に複数のキーワードをつめこまない
  • キーワードカニバリゼーションに気を付ける
  • 公開後に分析と改善を欠かさない

ユーザーの認知レベルを考慮する

ユーザーの認知レベルにあわせてキーワード選定をすることが大切です。

たとえば、自宅でおうちカフェを楽しもうと考え、「コーヒー豆」の購入を考えている人がいるとします。まずは「コーヒー豆 どこで買う」といったキーワードで購入できるお店を探そうとするでしょう。

購入できるお店が決まれば、次は「コーヒー豆 おすすめ カルディ」といったキーワードで購入するお店で自分にあったコーヒー豆を探そうとするはずです。

このように、ユーザーの認知レベルが変わると検索するキーワードが変わります。認知レベルにあわせたキーワード選定をすることで、狙っているユーザーにコンテンツを適切に届けることができるのです。

認知レベルは、購入や問い合わせまでの距離によって、大きく次の3つの段階に分けて考えることもできます。

  • 潜在層:まだ課題やニーズをはっきり自覚していない段階(例:「コーヒー 効果」「朝 すっきり 飲み物」)
  • 準顕在層:ニーズは自覚しているが、何を選ぶかは決めていない段階(例:「コーヒー豆 おすすめ」「コーヒー豆 種類」)
  • 顕在層:購入する商品や依頼先を具体的に検討している段階(例:「コーヒー豆 通販」「〇〇珈琲 口コミ」)

一般的に、顕在層に近いキーワードほどコンバージョンにつながりやすく、潜在層に近いキーワードほど多くの人に届きやすい傾向があります。段階ごとにキーワードを用意しておくと、認知から購入までの流れをコンテンツでつなげやすくなるでしょう。

ユーザーが実際に使う言葉を選ぶ

同じ意味の言葉でも、ユーザーが検索に使う言葉と、企業が普段使う言葉は異なることがあります。

たとえば、コーヒー豆を扱う企業では「焙煎度合い」「シングルオリジン」といった専門的な言葉を日常的に使うかもしれません。しかし、これからコーヒー豆を買おうとしている方は「コーヒー豆 苦くない」「コーヒー豆 酸味 少ない」のように、自分の言葉で検索することが考えられます。

企業にとって正しい用語でも、ターゲットが使わない言葉では検索されません。呼び方が複数ある場合は、検索ボリュームを比較し、ターゲットがよく使う言葉を選ぶようにしましょう。STEP 2でご紹介した営業担当へのヒアリングやQ&Aサイトの調査は、ユーザーの言葉を知るうえでも役立ちます。

検索ボリュームを使い分ける

ビッグキーワードやミドルキーワードなら流入が期待できますが、上位表示が難しい。ロングテールキーワードなら上位表示しやすいが、流入はそれほど期待できない。といったように検索ボリュームによって得手不得手がありますので、どれかひとつのキーワードに注力すればコンテンツが成功するというわけではありません。

検索ボリュームの特徴を理解し、3つのキーワードをバランスよく活用しながら戦略的にコンテンツを制作することで、成果が得られるコンテンツにすることができます。このような戦略的なコンテンツ制作を「トピッククラスターモデル」というのですが、実施するには専門的な知識が必要です。

トピッククラスターモデルとは、ビッグキーワードやミドルキーワードを扱う中心の記事(ピラーページ)と、ロングテールキーワードを扱う複数の記事(クラスターページ)を内部リンクでつなぐ考え方です。コーヒー豆の例でいえば、「コーヒー豆」の総合的な解説記事を中心に、「保存方法」「挽き方」「種類」などの記事を周辺に配置するイメージです。

関連する記事同士がつながることで、サイト全体でそのテーマに詳しいことを検索エンジンに伝えやすくなります。

1つの記事に複数のキーワードをつめこまない

検索エンジンが上位表示するのは、ユーザーの検索意図と関連性が高いと判断したコンテンツです。関連性を高めるには、1つの記事で扱うキーワードを1つに絞るのがポイント。

1つの記事に意図の異なるキーワードが含まれていると、検索エンジンがコンテンツの内容を理解しにくくなり、ユーザーの検索意図との関連性が低いと判断され、順位が下落する可能性があります。

実際の例をもとに見ていきましょう。まずはキーワードをつめこんで順位が下落した事例です。

こちらはサーチコンソールでとある記事の状況を期間で比較したものです。リライト前に比べリライト後で順位が落ちていることがわかります。

_キーワードをつめこんだことにより順位が下落

順位が下落した要因のひとつに、キーワードの影響を受けていると考えられます。記事のメインキーワードは「釣り道具 自宅 収納」でしたが、リライトで内容の網羅性を高めようと「ルアー 保管」を追記しました。

「釣り道具 自宅 収納」とは別のキーワードを扱ったことで、ユーザーが検索しているキーワードとの関連性が低いと検索エンジンに判断され、順位の下落を招いたと言えます。

続いてはキーワードを絞って順位の向上につながった事例をご紹介します。

「SEO対策チェックリスト」というキーワードで順位が上がってきたので、リライトをしてチェックリストに関連する情報を追加しました。

_キーワードを絞ったことにより順位が向上

その結果、2023年11月19日時点で「チェックリスト」という狙っている対策キーワードでの順位の向上が見られます。

ご紹介した2つの事例(順位が下落した例、そして向上した例)から、1つの記事に検索意図の異なるキーワードは盛り込まないことが望ましいといえます。そして、テーマを絞りユーザーが検索するキーワードとより関連性の高い内容にすることが検索エンジンに評価を得るうえで重要だと判断できます。

キーワードカニバリゼーションに気を付ける

自社ドメインに同じキーワードを使った記事や、似たような内容の記事が複数存在している状態をキーワードカニバリゼーションと呼びます。

キーワードカニバリゼーションが発生すると、コンテンツに以下のような悪影響を及ぼします。

  • 記事のクリックが分散する
  • SEOの評価が分散する
  • コンバージョンの機会損失になる

記事のクリックが分散する

同じキーワードを使った記事が複数存在すると、検索結果画面で自社の記事同士が競合することになります。

本来得られるはずのユーザーからのクリック数が記事同士で分散し、CTRが減少してしまいます。

CTRは、間接的に掲載順位に影響すると考えられていますので、CTRの減少はSEOにもネガティブな影響をもたらします。

SEOの評価が分散する

キーワードカニバリゼーションが発生し検索エンジンが、どの記事を検索結果に表示すべきか判断できなくなります。

その結果、検索結果に類似する複数の記事が表示されたり、検索するタイミングによっては検索結果に表示される記事が異なるといった状態になってしまい、コンテンツへの流入が分散、または減少してしまいます。

コンバージョンの機会損失になる

キーワードカニバリゼーションの状態になっている記事の中には、CVRが高い記事と低い記事があることも考えられます。

その場合、同じキーワードで検索した際に、CVRの低い記事が上位表示されてしまうと、そちらの記事にユーザーが流れてしまい、コンバージョンの機会損失となってしまいます。

カニバリを発生させないためには、自社でキーワードを管理しておく必要があります。以下の画像のように、対策キーワード、検索ボリューム、記事のURLをまとめておくと、過去にどのようなキーワードでコンテンツを制作したかが把握しやすくなり、便利です。

_AtoJブログのキーワード管理表

公開後に分析と改善を欠かさない

制作したコンテンツのパフォーマンスを確かめるために、サーチコンソールを使用して公開後のコンテンツを分析しましょう。

▼クリック数、表示回数、CTR、順位をサーチコンソールで確認

_AtoJブログのサーチコンソールの画像

狙っているキーワードで順位が向上しているか、ユーザーにクリックされているかなど確認し、思うような成果が感じられないようであれば、リライトしてコンテンツを改善することが求められます。

分析してユーザーの反応を確かめながらコンテンツやキーワードを調整していくことで、上位表示や流入の増加が見込めます。

また、ユーザーの検索行動やニーズは時間とともに変わります。キーワード管理表をもとに、選定したキーワード自体も定期的に見直すとよいでしょう。季節によって検索が増えるキーワードは、Googleトレンドで需要が高まる時期を確認しておくと、見直しのタイミングを決めやすくなります。

あわせて読みたい

SEOにおけるリライトとは?意味・やり方、効果のあった例をご紹介

SEOにおけるリライトとは?意味・やり方、効果のあった例をご紹介

SEOキーワードの入れ方

キーワード選定のやり方はわかったけど、「選定したSEOキーワードは、コンテンツにどう反映すればいいの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

選定したSEOキーワードは、コンテンツのタイトルや見出し、本文などに適切に取り入れることで検索エンジンに内容の理解や検索ニーズとの関連性を伝えられ、狙っているキーワードで順位の向上が見込めます。

タイトルに入れる

タイトルは検索エンジンに記事の内容を伝える役割があります。選定したSEOキーワードを入れることで検索エンジンが記事の内容を理解しやすくなり、狙っているキーワードで上位表示されやすくなります。

キーワードは、できるだけタイトルの前半に置くのがおすすめです。検索結果ではタイトルの後半が省略されて表示されることがあるため、前半にあるほうがユーザーの目にとまりやすくなります。

あわせて読みたい

Webサイトのページタイトルの書き方はどうする?SEOやユーザーの観点から解説

Webサイトのページタイトルの書き方はどうする?SEOやユーザーの観点から解説

ディスクリプションに入れる

ディスクリプションにSEOキーワードを入れることで、ユーザーに検索しているキーワードとの関連性をアピールしやすくなりCTRの向上が期待できます。CTRが向上することで間接的に順位にもいい影響を与えられます。

あわせて読みたい

メタディスクリプションとは?書き方のコツや文字数を例をもとにご紹介

メタディスクリプションとは?書き方のコツや文字数を例をもとにご紹介

見出しに入れる

見出しにSEOキーワードを含めることで、検索エンジンにユーザーの検索ニーズとの関連性を伝えることができます。すべての見出しに含めると違和感が出てくる場合もあるので、文章のわかりやすさや読みやすさを優先し自然に取り入れるのがいいでしょう。

本文に入れる

コンテンツの本文にも適切にSEOキーワードを含めることでユーザーの検索意図との関連性を高められます。

ただし、不自然にキーワードをつめこむとコンテンツの内容が伝わりにくくなるうえに、場合によってはGoogleからペナルティの対象とされてしまうこともあるので気を付けましょう。

Googleはスパムに関するポリシーのなかで、不自然にキーワードを詰め込む行為を「キーワードの乱用」として禁止しています。一方で、SEOスターターガイドでは、Googleの言語マッチングシステムがページと検索語句の関連性を把握できるため、「ページにそのとおりの語句を明示的に使用する必要はありません」とも説明しています。キーワードの回数を気にするより、ユーザーの疑問に答える自然な文章を優先することが大切です。

参考: Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」

画像のalt属性に入れる

alt属性(代替テキスト)とは、画像の内容を文字で説明するための情報です。画像が表示されない場合や、音声読み上げソフトを使うユーザーに画像の内容を伝える役割があります。

検索エンジンも、alt属性を手がかりに画像の内容を理解します。画像の内容に合っていれば、キーワードを含めた説明文にするとよいでしょう。ただし、画像と関係のないキーワードを並べるのは避けましょう。

内部リンクのアンカーテキストに入れる

アンカーテキストとは、リンクが設定されている文字列のことです。「詳しくはこちら」のような文言ではなく、リンク先の内容がわかるキーワードを含めた文言にすることで、ユーザーと検索エンジンの両方にリンク先の内容を伝えやすくなります。

あわせて読みたい

「詳しくはこちら」「もっと見る」をなんとなく使うのはNG!改善策を紹介

「詳しくはこちら」「もっと見る」をなんとなく使うのはNG!改善策を紹介

キーワードの入れ方やコンテンツのSEO対策などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

あわせて読みたい

コンテンツのSEO対策チェックリストを公開!流入数771%改善のSEO成功事例も!

コンテンツのSEO対策チェックリストを公開!流入数771%改善のSEO成功事例も!

AI検索時代のSEOキーワード選定のポイント

Googleの検索結果では、2024年8月から日本でも「AIによる概要(AI Overviews)」の提供が始まりました。検索キーワードに対して、AIが生成した回答が検索結果の上部に表示される機能です。

参考: Google Japan Blog「AI による概要 : ウェブにつながる新しい方法」

AIによる概要が表示されると、ユーザーは検索結果の画面上で答えを得やすくなります。その一方で、サイトがクリックされにくくなるという課題も指摘されています。

たとえば、SEOツールを提供するAhrefs社の調査では、AIによる概要が表示される情報収集型のキーワードで、1位のページのクリック率が34.5%低下していました(2025年3月時点・デスクトップのデータ)。同社が2025年12月のデータで再調査した結果では、低下幅は58%に拡大したと報告されています。

出典: Ahrefs「AI Overviews Reduce Clicks by 34.5%」

ただし、この調査は英語圏のデータで、AIによる概要とクリック率低下の「相関」を示したものです。すべてのキーワードで同じ影響があるとは限りません。こうした変化をふまえ、キーワード選定では以下の4つのポイントを意識するとよいでしょう。

  • 「とは」系の情報収集型キーワードだけに頼らない
  • コンバージョンに近いキーワード・課題が明確なキーワードを優先する
  • 一次情報で差別化できるキーワードを選ぶ
  • 生成AIはキーワードの洗い出しの補助として使う

「とは」系の情報収集型キーワードだけに頼らない

AIによる概要は、主に「〇〇とは」のような情報収集型のキーワードで表示されやすいとされています。定義や一般的な知識は、AIによる概要だけで疑問が解決しやすいためです。

そのため、情報収集型のキーワードは、検索ボリュームが大きくても以前ほどの流入が見込めないリスクがあります。キーワードの一覧をつくる際は、情報収集型のキーワードに偏っていないか確認しましょう。

コンバージョンに近いキーワード・課題が明確なキーワードを優先する

一方で、具体的な課題を抱えたユーザーのキーワードは、検索ボリュームが小さくても成果につながりやすい傾向があります。

STEP 4でご紹介した「コーヒー豆 種類 ゲイシャ」のように、ニーズが明確なキーワードは購入や問い合わせの直前にいるユーザーが検索しています。こうしたユーザーは、AIによる概要で一般論を知ったうえで、比較・検討のためにサイトを訪れることも考えられます。STEP 6の優先順位付けでは、コンバージョンへの近さをより重視するとよいでしょう。

一次情報で差別化できるキーワードを選ぶ

AIによる概要は、Web上の情報をもとに回答を生成します。どのサイトにも書かれている一般的な情報だけでは、自社のページを訪れる理由が生まれにくくなります。

反対に、自社の事例や独自の調査データ、現場の担当者の知見など、自社にしか書けない一次情報を盛り込めるキーワードは差別化しやすいといえます。STEP 5で「自社ならではの情報を加えられるか」を確認する際にも、この視点を取り入れてみてください。

なお、Googleは「AIによる概要やAIモードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」と案内しています。AI検索だからといって特別な対策を探すより、ユーザーにとって有益なコンテンツをつくるという基本を徹底することが重要です。

参考: Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」

生成AIはキーワードの洗い出しの補助として使う

ChatGPTなどの生成AIに「コーヒー豆を買う人が検索しそうなキーワードを挙げて」と依頼すると、STEP 2の洗い出しを効率化できます。自分では思いつかなかった切り口が見つかることもあるでしょう。

ただし、生成AIが示す検索ボリュームなどの数値は、実際のデータにもとづかない場合があります。生成AIで出した候補は、必ずツールで検索ボリュームを確認し、実際の検索結果も見て判断しましょう。

あわせて読みたい

生成AIで記事作成を効率化!SEOへの影響や注意点、プロンプトまで徹底紹介

生成AIで記事作成を効率化!SEOへの影響や注意点、プロンプトまで徹底紹介

また、効果測定の指標をクリック数だけで判断しないことも大切です。Googleによると、AIによる概要などのAI機能に表示されたサイトの流入も、サーチコンソールの検索パフォーマンスレポート(検索タイプ「ウェブ」)に含まれます。表示回数やクリック数に加え、問い合わせや購入などのコンバージョンにつながっているかもあわせて確認しましょう。

SEOキーワード選定やコンテンツ制作に困ったら外注を活用

キーワード選定は回数を重ねるとスムーズにできるようになりますが、最初のうちはニーズの理解や、ツールの使い方、コンテンツへの取り入れ方など不慣れなことが多いので大変な作業となります。

コンテンツ制作に大幅な時間を要したり、選定したキーワードをうまく活用できず成果につながらないことも考えられます。最初のうちは内製化にこだわらず、外注にサポートをしてもらうといいでしょう。外注を活用することで以下のような事が期待できます。

  • 適切なキーワード選定ができる
  • ペナルティが起きるのを回避できる
  • 成果につながるコンテンツ制作が可能

適切なキーワード選定ができる

有料のキーワード調査ツールには、さまざまな機能が搭載されており、それを使いこなすことでキーワード選定に必要なデータを抽出できます。

慣れると効率的に使えますが、慣れないうちは専門用語に戸惑ったり、数値をどう判断すべきか迷うなど、適切なキーワードを選定するのが難しいでしょう。

業者なら普段からツールを用いて分析を行っており、市場動向も深く理解しています。

キーワード選定において必要な知見が蓄積されているので、狙っている目的にあった適切なキーワード選定が可能です。

ペナルティが起きるのを回避できる

キーワード選定ができても、記事制作の際にキーワードを誤って使用してしまうとGoogleのガイドラインに違反し、ペナルティを受けてしまう恐れがあります。

専門的な業者であれば、Googleのガイドラインを理解し、それに沿った形でコンテンツ制作を行っているので、ペナルティのリスクを抑えられるでしょう。

成果につながるコンテンツ制作が可能

選定したキーワードを効果的に使うには、記事にキーワードを適切に取り入れられるかが重要。

ユーザーの検索意図を満たす記事構成の作成、SEOを意識したライティング・編集ができなければ、コンテンツSEOに取り組んでも失敗に終わります。

コンテンツマーケティングに長けている業者なら、コンテンツSEOに関する知見やリソースを持っているので、上位表示につながるコンテンツ制作が期待できます。

あわせて読みたい

コンテンツSEOを外注するメリット・デメリットを解説!外注の選び方や事例もご紹介

コンテンツSEOを外注するメリット・デメリットを解説!外注の選び方や事例もご紹介

なお、「将来的には自社でキーワード選定やコンテンツ制作ができるようになりたい」という場合は、外注先の支援を受けながらノウハウを社内に蓄積していく方法もあります。

あわせて読みたい

インハウスSEOとは?内製化のメリット・デメリットから取り組み方まで徹底解説

インハウスSEOとは?内製化のメリット・デメリットから取り組み方まで徹底解説

SEOキーワード選定からコンテンツ制作までAtoJにおまかせ

AtoJ(エートゥジェイ)は、Webサイト制作・運用支援サービスを提供しており、コンテンツの制作支援もそのサービスのひとつとして行っています。これまでBtoB、BtoC問わず、さまざまな企業の課題を解決してきた実績と経験があります。

次は、コンテンツSEOの支援にエートゥジェイが選ばれる理由をご紹介します。

【支援社数は100以上】コンテンツの支援実績が豊富

エートゥジェイは、オウンドメディア(コーポレートサイト、サービスサイト、メディアなど)に関する多くの支援実績があります。なかでも、コンテンツ制作はエートゥジェイが得意とするサービスのひとつ。

「集客を改善したい」「お問い合わせを増やしたい」などお困りのお客様はお気軽にご相談ください。実際に当社がコンテンツ制作に携わり集客を改善した事例は記事の最後でご紹介しています。

有料ツールを使用し、戦略的なキーワード選定を行う

有料の分析ツールを使用し、競合にあたるコンテンツの獲得キーワードや流入数、検索ニーズ、見出しなどを徹底的に調査・分析。ツールから収集したデータをもとに、戦略的にキーワードを選定し、上位表示や流入の増加につながる道筋を立てています。

▼作成しているキーワード比較・調査リスト(獲得キーワードと想定流入数、順位を一覧化)

_キーワード比較リスト

コンテンツ制作後には、サーチコンソールやグーグルアナリティクスで公開後の経過をモニタリング。コンテンツの施策内容と実際のパフォーマンスを照らし合わせ、効果がでているかを検証しながら、コンテンツSEOを成功に導くノウハウを蓄積しています。

外部パートナーと連携し、記事の質にこだわる

豊富なメディア運用経験、優秀な外部パートナーとのネットワークを生かし、質の高いコンテンツを制作しています。

BtoC・BtoB問わず対応可能

当社の記事編集者は、さまざまな業種でのメディアの運用経験が豊富。業界や競合の動向に詳しく、キーワード選定にもその知見を反映できます。

品質を保つためのレギュレーションを策定

コンテンツのクオリティを維持するためにレギュレーションを策定。複数のライターが対応する場合でも安定したクオリティでコンテンツの制作が可能です。

信頼性のあるコンテンツの制作が可能

監修が必要なコンテンツは、専門家へ依頼できるルートを所有。正確性や信頼性を担保でき、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供できます。

コンテンツSEOの支援内容をまとめた資料は 「概要資料ダウンロード」 からご覧いただけます。

SEOキーワード選定からコンテンツ制作まで行った事例

エートゥジェイがキーワード選定からコンテンツ制作に携わり、集客を改善した事例をご紹介します。

大手紳士服メーカーA社のコンテンツ改善事例(BtoC)

繁忙期である2月~3月に向けて集客コンテンツを作成したいと記事制作のご相談をいただきました。

A社では事前にペルソナを用意していましたが、弊社での市場調査とキーワード調査の結果、ペルソナの選定が適切ではないことが判明。

新たに設定したペルソナにマッチするキーワード選定を行い、記事を制作・公開。

1月の公開から1か月後の2月には月間約2万PV、3月には月間約9.2万PVを記録するなど、繁忙期シーズンの潜在顧客獲得に大きく貢献することに成功しました。

依頼時の状況

  • A社が設定したペルソナが適切ではなかった
  • 集客コンテンツが不足していた

実施内容

  • ペルソナの設定
  • キーワード選定
  • 記事制作

実施後の状況

  • 公開の翌月に月間約2万PV、翌々月には月間約9.2万PVを記録
  • 繁忙期の潜在顧客獲得に貢献

ソフトウェア企業のコンテンツ改善事例(BtoB)

コロナ禍に入り、リード獲得の柱であった展示会などのリアルイベントが減少したことで、Web集客の強化が課題となっていました。

オウンドメディアの立ち上げと並行する形で、弊社でコンテンツ制作を支援させていただくことになりました。

サービス関連のキーワード分析と競合サイトの獲得キーワード調査などを実施し、記事同士の内部リンク設計も意識して戦略的にコンテンツ制作を実施。

オウンドメディアのリリースから約1年で自然検索経由のセッションが6.8万に成長し、課題となっていたWeb集客の強化に成功しました。

依頼時の状況

  • コロナ禍でリアルイベントが減少し、Web集客の強化が急務に

実施内容

  • キーワードの調査・分析・選定
  • 競合サイトの調査・分析
  • 記事コンテンツの制作
  • 記事同士の内部リンク設計
  • SEO・UIの改善指示書作成

実施後の状況

  • サービスに関連する重要キーワードでGoogle検索の1ページ目を多数獲得
  • オウンドメディアのリリースから約1年で自然検索経由のセッションが6.8万に成長

SEOキーワード選定でよくある質問

Q. 1記事で狙うキーワードはいくつがよいですか?

A. 基本は、1つの記事で1つの検索意図に絞ります。ただし、検索意図が同じキーワード(たとえば「コーヒー豆 保存方法」と「コーヒー豆 保存期間」など、上位ページがほぼ同じもの)は、1つの記事でまとめて対策できます。詳しくは「STEP 3.キーワードをグループ化する」と「1つの記事に複数のキーワードをつめこまない」をご覧ください。

Q. 検索ボリュームはいくつ以上のキーワードを選べばよいですか?

A. 一律の基準はありません。集客が目的なら、ある程度の検索ボリュームがあるキーワードを優先するとよいでしょう。一方で、コンバージョンが目的なら、検索ボリュームが100未満のニッチなキーワードでも成果につながることがあります。ただし、検索ボリュームが「0」のキーワードは対策の優先度を下げましょう。

Q. メタキーワード(keywordsメタタグ)にキーワードを設定する必要はありますか?

A. 必要ありません。GoogleはSEOスターターガイドで「Google 検索はキーワード メタタグを利用しません」と明言しています。キーワードは、タイトル・ディスクリプション・見出し・本文などに自然に取り入れましょう。

Q. キーワード選定はどのくらいの頻度で見直せばよいですか?

A. 決まった頻度はありませんが、記事の公開後はサーチコンソールで定期的に順位や流入を確認しましょう。順位が伸びない、想定と異なる検索クエリで流入しているといった場合は、キーワードや内容を見直すタイミングです。季節によって検索が増えるキーワードは、需要が高まる前に見直すと効果的です。

Q. AIによる概要が表示されるキーワードは、対策しないほうがよいですか?

A. 対策をやめる必要はありません。AIによる概要には参照元のサイトへのリンクが表示されるため、有益な情報を掲載していれば、参照元として紹介される可能性もあります。ただし、クリックが減りやすい傾向はあるため、コンバージョンに近いキーワードや、一次情報で差別化できるキーワードとのバランスを考えて選定しましょう。

まとめ

今回は、キーワード選定を中心にやり方、注意点、ツールなどをご紹介しました。

ご紹介したやり方、ツールを参考にすることで自社でもキーワード選定ができるようになるでしょう。ただ、最初のうちは時間がかかったり、キーワードを選定できてもコンテンツにうまく活用できないことが考えられます。

また、AIによる概要が表示されるようになり、情報収集型のキーワードは以前よりクリックされにくくなっています。検索ボリュームだけで判断せず、コンバージョンへの近さや、自社ならではの情報で差別化できるかという視点で優先順位をつけることが大切です。

無理して内製化するより外注を活用して制作を進めていくほうが短期間で成果につながるメディアにすることが見込めます。

「キーワード選定からコンテンツ制作をする時間がない」「経験不足だから業者に任せたい」という方は 「お問い合わせ」 からお気軽にご相談ください。

もっと知りたい!
続けてお読みください

検索ボリュームが少ないキーワードを捨てるのはもったいない!コンテンツで活用すべき理由や事例を紹介

あわせてお読みください

Googleで検索上位にする方法とは?検索順位が決まる仕組みも紹介
Googleで検索上位にする方法とは?検索順位が決まる仕組みも紹介
オウンドメディアとは?意味や目的、成功事例を図解付きでご紹介!
オウンドメディアとは?意味や目的、成功事例を図解付きでご紹介!
メタディスクリプションとは?文字数や書き方のコツを例をもとにご紹介
メタディスクリプションとは?文字数や書き方のコツを例をもとにご紹介
読者に読まれる記事の書き方を具体例付きで紹介!初心者必見の記事作成のコツも解説
読者に読まれる記事の書き方を具体例付きで紹介!初心者必見の記事作成のコツも解説
「他の人はこちらも検索」とは?SEOに活用して記事を改善した事例も掲載!
「他の人はこちらも検索」とは?SEOに活用して記事を改善した事例も掲載!
「詳しくはこちら」「もっと見る」をなんとなく使うのはNG!改善策を紹介
「詳しくはこちら」「もっと見る」をなんとなく使うのはNG!改善策を紹介