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【WEB担当者必見!】使い分けできてる? Googleアナリティクスとサーチコンソールの違いをわかりやすく解説

【WEB担当者必見!】使い分けできてる? Googleアナリティクスとサーチコンソールの違いをわかりやすく解説

皆さんこんにちは!ウェブ解析士の石井です。

最近ではコーポレートサイトやECサイト、そしてブランドサイトなど、「Webサイト」と一言で片づけられないほど、Webサイトの種類が多様化していますよね。

そしてコーポレートサイトならば資料請求やお問い合わせ、ECサイトならば売上など、各サイトが持つ目的や目標も多様化し、企業はそれらの目標が達成されているかどうかを分析する必要に迫られています。

そこで今回は、そのような「分析」では必須のツールであるGoogleアナリティクスとサーチコンソールの役割について、お話したいと思います。

▼目次

Googleアナリティクスとサーチコンソールの違いとは?

Googleアナリティクス

ユーザー像を詳しく分析し、ビジネスの拡大に役立つ的確なインサイトを無料で取得できるツール
引用: Googleアナリティクス公式

サーチコンソール

Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。
引用: Search Console公式ヘルプ

簡単に言えば、Googleアナリティクスはどれくらいの数のユーザーが、どこから訪問し、どんな商品やコンテンツを閲覧したかを教えてくれます。

一方サーチコンソールは、Google検索で、自社サイトの掲載順位を上げるサポートをしてくれます。具体的にはユーザーが使用した検索キーワードやエラーが発生しているページの存在を教えてくれます。
以上から、サーチコンソールはSEOの成果を測定するツールとして使用されます。

なんとなくそれぞれのイメージはつかめたでしょうか?
サイトに訪問したユーザーの数や特徴、また閲覧したページや購入商品を知ることができるツールがGoogleアナリティクス。検索キーワードやサイトの掲載順位、さらに各ページに発生しているエラー、それらを教えてくれるツールがサーチコンソール。

このような認識で現状問題ないと思います!

Googleアナリティクスを見てわかること

本節では、Googleアナリティクスを使うことで、具体的にどのような情報を知ることができるのかについてお話したいと思います!

Googleアナリティクスを使うと、大きく3つの観点でサイトを分析し、気づきを得ることができます。

1. 訪問ユーザーの特徴を把握できる
2. どこからサイトを訪問したかを把握できる
3. 事業に貢献するページやコンテンツを把握できる

1. 訪問ユーザーの特徴を把握できる

Googleアナリティクスでは、自社サイトを訪問したユーザーの特徴を「ユーザー」という項目から把握できます。(図1参照)

ユーザー
(図1)

「ユーザー」レポートを閲覧すると、以下のような情報を知ることができます。

・サイトを訪問したユーザーの数
・ユーザーの性別・年齢
・サイトを訪問する際に使用したデバイス(PC、スマホ、タブレット)
・どの地域・国から訪問してきたか
・新規ユーザーなのか、リピーターなのか

訪問ユーザーの特徴を知ることで、今まで以上に正確なペルソナを設定することができます。

例えば、当初は30代女性に向けて発売した商品であったのにも関わらず、Googleアナリティクスを見たら、実は10代後半から20代前半の女性から支持されていた、というケースもあります。そのようなことがわかれば、若年層が多く集まるInstagramへの施策を立案することも視野に入るかもしれません。

ユーザーの特徴を知り、より効率的に施策を実施してしきましょう!

2. どこからサイトを訪問したかを把握できる

Googleアナリティクスでは、ユーザーがどこから来訪したかを「集客」という項目から確認することができます。(図2参照)

月間検索数
(図2)

デフォルトで用意されているチャネルは、下記4チャネルであります。

・Organic: 検索エンジン(Google,Yahoo!,Bingなど)からの訪問
・Refferal: 外部サイトに貼られた自社サイトへのリンクをクリックした訪問   
・Direct: ブックマークやQRコードからの訪問
・Social: TwitterやFacebook、LINEなどのソーシャルメディアからの訪問

さらに、自身で設定することで、「email」「Display」「Paid Search」「affiliate」、そして「other」を追加することもできます。

「Display」は、バナー広告などからの訪問、「Paid Search」はリスティング広告からの訪問数を測定することができるため、広告を出稿している企業様は設定することを推奨します。

どのチャネルを経由して、ユーザーが自社サイトへ辿り着いたかを把握することはとても大切です。何故かというと、どのチャネルを使ってサイトを訪問するか次第で、実施する施策が大きく変わるからです!

例えば、Googleアナリティクスを見た結果、自然検索からの流入が多いことに気づいたとしましょう。そうすれば、皆さんは自然検索からの流入をさらに増やすため、SEO対策に人員と時間を費やす意思決定ができますし、逆に別のチャネルからの訪問を増やすことに方向転換する意思決定もできるようになります!

それでは、実際に「集客」レポートを見て、自社の状況を確認してみましょう!
その際、それぞれのチャネルからの訪問者数を確認するだけでなく、特定のチャネルからの訪問数が多いことは何を意味するのかを考えて、それぞれのチャネルに適した施策を立案しましょう!

3. 事業に貢献するページやコンテンツを把握できる

事業に貢献するページやコンテンツを把握したい時は、Googleアナリティクスでは、「行動」⇒「サイト コンテンツ」⇒「すべてのページ」の順で確認することができます。(図3参照)

すべてのページ
(図3)

おそらく日々定期的にコンテンツを投稿したり、ページの更新を担当している方にとっては、自らが手掛けたコンテンツがどれだけの人の目に触れ、役立っているかは気になる所だと思います!

「すべてのページ」レポートを閲覧すると、次の7つの指標を確認することができます。

・ページビュー数: ページが閲覧された回数。
・ページ別訪問数: 同一セッション内で、同じページの2回目以降の閲覧をカウントしないページビュー数。   
・平均ページ滞在時間: 特定のページを閲覧して、そのページに滞在した時間の平均を表します。
・閲覧開始数: 該当ページがランディングページとしての役割を果たした回数
・直帰率: サイト訪問後、最初に見たページで離脱したセッションの割合のこと
・離脱率: 該当のページがセッションの最後に見たページになった割合のこと
・ページの価値: 該当のページがどれだけコンバージョンに貢献したかを示す指標

上記の7つの指標を確認することで、自社の人気ページや集客に貢献しているページを知ることができます。また、直帰率や離脱率が高いページを知ることで、サイトの課題を特定することもできます。

サーチコンソールを見て分かること

ここまで、Googleアナリティクスを見ると、どのような数値を確認できるかについて説明してきました!

簡潔にまとめると、Googleアナリティクスでは、「どれくらいの数のユーザーが、どのような経路で、どんなコンテンツや商品を目的に来訪したか」を分析・把握できるツールであることがわかりました。

本節では、サーチコンソールの機能について説明したいと思います!

サーチコンソールでできることとして、大きく以下の3点が挙げられます。

1. ユーザーが使用した検索キーワードを把握できる
2. エラーが発生しているページを把握できる
3. 新規ページやサイトマップの存在をクローラーに知らせることができる

1. ユーザーが使用した検索キーワードを把握できる

こちらは一見「Googleアナリティクスで検索キーワードを知ることができるのでは?」と思いますよね!? でも、アナリティクスの画面では、残念ながら大部分のキーワードが(not provided)や(not set)という表示で隠されてしまいます。(図4参照)

検索キーワード
(図4)

一方サーチコンソールでは、検索キーワードを見ることができます!(図5参照)

検索キーワード
(図5)

これがサーチコンソールがSEOを実施する上で欠かせないと言われる大きな理由です。

検索キーワードを知れば、ユーザーがどうして自社サイトを訪問したのかを知れたも同然です!皆さんは普段、何気なく検索行為をしていると思いますが、実は検索キーワードには、ユーザーが「何をしたいのか?」「何を知りたいのか?」「何が欲しいのか?」といった意図がしっかり込められています。

もちろん検索キーワードを知る目的は、「知ること」自体ではありません。検索キーワードから、ユーザーニーズに合致したコンテンツを制作することが目的です!

繰り返しになりますが、Googleアナリティクスでは、検索キーワードを確認することはできません。そのため、特に自然検索による流入に今後力を入れたい場合や、あるいは自然検索による流入がサイトを現状支えている場合、検索キーワードの把握は必ず行いましょう!

2. エラーが発生しているページを把握できる。

サーチコンソールでは、検索キーワードを知ることができるだけでなく、自社サイトの中で問題のあるページ、いわゆるエラーページを把握することができます。

サーチコンソールがサイト運営者に通告するエラーの種類は様々ありますが、もしこの時点でどのようなページがエラーページに該当するのかわからないという方がいましたら、下記のようなページをご覧になったことはないでしょうか?(図6参照)

お探しのページは見つかりませんでした
(図6)

「お探しのページは見つかりませんでした。」「404 not Found」といった表示はいわゆるエラーページの一種で、このようなページが沢山自社サイトに存在することは望ましくありません。

そしてこのようなエラーページが自社サイトに何ページ存在するのかをサーチコンソールの「カバレッジ」レポートを閲覧することで確認できます。(図7参照)

月間検索数
(図7)

ここではエラーの内容を1つ1つ詳しく説明することはしませんが、エラーと判断されたページは検索結果に表示されません。

ということはつまり、エラーページであることを知らずに、コンテンツを制作し続けると、どれだけ良質なコンテンツでも、検索に引っかからないので、せっかくの時間が無駄になってしまうのです。

上記のような事態を防ぐためにも、定期的にエラーが発生していないかを「カバレッジ」レポートから確認しましょう!

3. 新規ページやサイトマップの存在をクローラーに知らせることができる

サーチコンソールでは、新しく作成したページをいち早くインデックスしてもらうようクローラーを呼び寄せることができます。インデックスとは、作成したページがクローラーに認識され、検索結果に表示されるようになることを意味します。

具体的には、サーチコンソールの「インデックス登録のリクエスト」を行うことで、できるだけ早く検索結果に表示されるようにクローラーを自社サイトや該当ページへ誘うことができます。(図8参照)

インデックス登録のリクエスト
(図8)

また、サーチコンソールを使うと、サイトの構造を正しくクローラーに伝えるためのサイトマップXMLを送信することができます。サイトマップXMLとは、クローラーが自社サイトのページをインデックスする際に、サイト内のどこにどんなページがあるかを伝える地図のようなファイルです。(図9参照)

インデックス登録のリクエスト
(図9)

Webサイトは規模が大きくなればなるほど、ページ数だけでなく構造も複雑になるので、クローラーの道案内をする地図が必要となるのです!

もしその地図が無い場合どうなるでしょうか。おそらく大規模サイトの場合、クローラーはサイトを回遊している際に、迷子になってしまうでしょう。その結果インデックスしてほしいページがインデックスされないといった漏れがでる恐れがあります。

そのため、コンテンツが漏れなくクローラーに認識されるようにサイトマップXMLをしっかり用意しましょう!

まとめ

ここまでGoogleアナリティクスとサーチコンソールの違いを説明してきました。

Googleアナリティクスを使うと、サイトを訪問したユーザーがすぐに離脱してしまう問題や購買になかなか繋がらないといった悩みを解決することができます。一方サーチコンソールはGoogle検索からの流入数がなかなか伸びないといった悩みを解決してくれます。

基本的に、Webサイトを改善する際には、Googleアナリティクスとサーチコンソールの両方を駆使して、改善施策を立案していくことがほとんどだと思われます。そのため、両者の違いを知らずに使用し続けると、Webサイトを誤った方向に導いてしまうため、これからツールを導入したいと考えるWEB担当者は勿論、すでに使用しているWEB担当者も改めて、両者の役割を明確にしていくことが必要だと思われます。

【WEB担当者必見!】使い分けできてる? Googleアナリティクスとサーチコンソールの違いをわかりやすく解説

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