エートゥジェイ(以下、AtoJ)では、オウンドメディアの運営やECサイトの構築について、お客様からご相談をいただいており、サイトコンテンツやWeb制作の領域でさまざまなクライアント様のお手伝いをしています。

ここでは、ジョインしたプロジェクトの事例や実績などについてお伝えし、わたしたちが提供できるバリューの一端をご紹介できればと思います。

今回は、サイト制作サービス「HOMEPAGESEED(ホームページシード)」におけるリニューアルプロジェクトに焦点を当てます。

AtoJは同サービスのリニューアルプロジェクトに参画してインバウンド施策を支援。Webサイトの制作やグロースハックのお手伝いをしています。

その内容や成果について、同サービスを運営する株式会社アイフラッグの杉原弘敏様にお話を伺いました。

<インタビュイープロフィール>
株式会社アイフラッグ マーケティングサポート部 副部長 杉原弘敏

ホームページ・サービスの企画・制作・運営・サポート事業、業種別ポータルサイトの運営・店舗運営サポート事業、インターネット広告の販売代理店事業などを手がける株式会社アイフラッグで、ホームページ制作サービス「 HOMEPAGESEED(ホームページシード) 」の事業統括をご担当。

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1件でも多くのお客様にホームページを持ってもらいたいと考え、低価格のホームページ制作サービス「ホームページシード」を開始

――まず、ホームページシードについて、立ち上がった経緯などを含めてお聞かせください。

弊社ではもともと高機能・高価格帯のホームページ制作サービスをメイン展開していたのですが、最低限の機能で良いとか、とにかく費用を抑えたいといったお客様が多くいらっしゃいました。

そうした声をお聞きする中で、1件でも多くお客様のご要望に応えたいと考え、低価格のホームページ制作サービスを始めようとホームページシードの事業が立ち上がったんです。

ですから、お客様は、会社やサービスなどのホームページをスモールスタート的に展開しようとされている企業様が多いです。

これから事業を始める、または始めて間もない企業様、反対に、何十年も事業されているけれどホームページをお持ちでなく新たにWeb展開するということでご相談いただく企業様もいらっしゃいます。

――サービスサイトとメディアサイトがありますが、サービスのマーケティング施策として、コンテンツを展開していこうという方針があったのでしょうか?

弊社では今回のリニューアルプロジェクトまで、サービスの集客に関して、主にコストをかける施策、つまり広告を使った集客しかしていませんでした。

理由としてはレスポンスが早く成果が出るまでに時間がかからないからです。

しかしSEO施策も大事だということは以前より考えていたため、集客できるメディア=コンテンツサイトを作ることになりました。

広告はずっと費用をかけ続けなければなりませんが、コンテンツマーケティングであれば、先々サイトが成長すれば、広告費を抑えつつ多くの方の目に届き知っていただけるようになると考え、SEOに力を入れようということになったんです。

AtoJを選んだのは、現実的に集客が見込めそうな提案だったから

――その支援について、AtoJをお選びいただいたポイントはありましたか?

2015年10月にサービスをローンチし、AtoJさんとのプロジェクトは2017年3月からスタートしたのですが、このプロジェクトを進めるに当たって、6社ほど相見積もりを取らせていただきました。

SEOに注力しようという当方の目的があった中で、AtoJさんのご提案が、しっかり集客が見込めそうな内容だったというのが大きいですね。

他社さんのご提案は、実現すればすごいけれど本当にできるのか?というようなものでした。

AtoJさんは、1年後、2年後などといった段階を見据えた現実的なご提案で将来像をイメージできて、これだったら頑張って実現できそうだ、ここだったら任せられる、と考えました。

――プロジェクトの進行としては、段階的にサイトを展開したのですよね。

はい。スピードを重視してまずはサービスサイトを優先し、1次フェーズでサービスサイトをリニューアル公開しました。その後2次フェーズで、集客するためのメディアサイトを公開しました。

サイトのオーガニックUUは右肩上がり。月平均120%成長を達成

――プロジェクトで実施してきた内容をお教えください。

メディアサイトのスタート後、オーガニックの検索流入を増やしていくために、コンテンツの内容を一緒に詰めて作成していただいたり、UX/UI部分でテスト~改善したりしながら、まずは記事を投入して情報を充実する方向で、集客をメインの目的に対策していただきました。

最初はビッグワードで、「ホームページ制作」に関するキーワードで検索上位表示を狙ってコンテンツ作成・投入していましたが、対策するキーワードを試して切り替えてから、アクセスがかなり増えました。

それで、ある程度集客できてきたので、2018年4月に入ってからは、コンバージョン率を上げるフェーズに移っていきました。

具体的な個々の改善というところでは、AtoJさんには本当に密に入って動いていただいていたので、その都度その都度対応・改善していただいていましたね。

こちらからの意見や要望のフィードバックをリアルタイムで確認できるようにしていただけて良かったです。

――その結果、現時点でどのような成果を得られているでしょうか。

オーガニックUUが、2018年4月以降、毎月平均120%成長していて、右肩上がりで集客できています。

やはりここが一番の成果ですが、ほかにも、過去に実績のない企業様からの問い合わせが増えてきました。

「こんな大手から!」という問い合わせもあって正直驚いています。

株式会社アイフラッグ マーケティングサポート部 副部長 杉原弘敏 対談中のひとコマ

役割を明確にして、迅速に進めPDCAサイクルを回せた

――こうした成果についてはどう評価されていますか。

信頼できるサイトに育った結果と考えています。

AtoJさんにはホームページシードのサイトのことをすごく考えていただきいろいろご提案いただいて、一番重視する数字の部分で実績が出て伸びてきていて満足しています。

けっこう任せてしまっているので大変なんじゃないかなと思いますが(笑)。

――AtoJの担当者からは、提案したらすぐアクションにつながるなど、御社の体制や情報共有がしっかりされていて、スムーズでやりやすかったと聞いています。

我々現場で決めるところは決められるので、動きはスムーズで迅速にできていると思います。役割が明確だったということになるでしょうか。

我々はこうしたWebコンテンツ展開による集客やエンゲージメントについてはプロではなく、依頼先として、専門とされているAtoJさんにお任せすることできました。

だから、我々はいただいたご提案の検討や意思決定に注力でき、それによってPDCAサイクルをうまく回せているのだと思います。

いただいたご提案に意見することももちろんあり、そういう場合は擦り合わせますが、基本的に間違った話をされることがないという信頼があるので進めやすいです。

これまで何社か取引させていただく中で、提案に筋が通っていなかったりあっちに行ったりこっちに行ったりして結局うまくいかないことが多かったんですが、提案の方向性が決まっていてやりやすい。

サイトが成長してきて集客も順調ですし、ゴールははっきりしている訳で、ちゃんとそこに向かったプロセスを経ているからうまくいってるのだと思います。

次の目標「問い合わせ最大化」へのコミットにも期待

――今後、AtoJに期待されていることをお教えください。

現在、「問い合わせをいかに最大化させるか」に継続的に取り組んでいますので、そこをさらに伸ばす支援に期待しています。

もうすでに取り組みを進めていまして、接客ツール導入やホワイトペーパー活用、UI改善などあらゆる対策を行っていただいているところなんです。

――いただいたご評価に関連してお尋ねしたいのですが、AtoJをお勧めいただけるとすれば、どのような方に勧めていただけますか?

そうですね、コンテンツのテーマや業界といった意味では多様なジャンルに対応されていると思いますし……例えば、Webコンテンツを活用した継続的なグロースハック施策をされたい企業ということになるでしょうか。

コンテンツマーケティング施策自体はもちろんやるべきですし、AtoJさんはメディア運営に強いというか、コンテンツを含めた価値アップの提案力に関してすごいと思うので、自社メディアをこれから成長させたいところは相談すると良いと思います。

――ありがとうございます。最後にホームページシード事業の今後のビジョンをお聞かせください。

はい。やはり、1社でも多くの企業様にホームページを持っていただく。それをホームページシードで実現したいというのが目標です。

ただ、「○件獲得する」という形も重要ですが、まずはサービスを知ってもらうところからなので、たくさんの方に知っていただくことが大切と考えています。

そして、縁があってサービスをご利用いただいたお客様に、ずっと継続して使っていただきたい。

サイトをみて知ってもらうのも一つの縁だと思っているんです。そこから弊社を選んでいただけた方にご満足いただき、使い続けていただき、長く付き合っていける。それが目標ですね。

もちろんサービスとして足りないところもまだまだありますので、改善していきたいと思っています。

――その「お客様に知っていただく」というところを、AtoJがお手伝いさせていただいているということですね。本日はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

インタビューを終えて

目的としていたWebにおける集客で、一番重要な数値的・定量的な成果につながった施策になっているとご評価いただいたアイフラッグ様。

1社でも多くのお客様にホームページを持ってもらいたいとの想い、そして「サイトをみて知ってもらうのも一つの縁」というお話が印象的でした。

企業データ

  • 社名:株式会社アイフラッグ
  • Webサイト: https://www.iflag.co.jp/
  • 所在地:東京都港区芝公園2丁目4番1号 芝パークビルA館1階

今回取り上げた事例のように、サイトコンテンツやWeb制作の領域で課題をお持ちの企業ご担当者様は、お気軽にエートゥジェイの 「お問い合わせ」 からお気軽にご相談ください。

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